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2016.11.16
TVアニメ「3月のライオン」河西健吾インタビュー「自分もひとつのことを突き詰められる役者になりたい」
放送中の羽海野チカ原作のアニメ「3月のライオン」。高校生にして天才棋士、しかし人付き合いは苦手で孤独な日々を過ごす桐山零。この主人公を演じる河西健吾に、作品の魅力を語ってもらった。
TVアニメ「3月のライオン」
●毎週[土]夜11:00~ NHK総合テレビにて放送中
WEB http://3lion-anime.com/
Twitter @3lion_anime
Facebook 3lion.anime
STAFF
原作=羽海野チカ(白泉社 ヤングアニマル連載) 監督=新房昭之 シリーズディレクター=岡田堅二朗 キャラクターデザイン=杉山延寛 美術設定=名倉靖博 美術監督=田村せいき 音響監督=亀山俊樹 音楽=橋本由香利 アニメーション制作=シャフト
CAST
桐山零=河西健吾 川本あかり=茅野愛衣 川本ひなた=花澤香菜 川本モモ=久野美咲 二海堂晴信=岡本信彦 島田開=三木眞一郎 林田高志=櫻井孝宏 川本相米二=千葉繁 幸田香子=井上麻里奈
©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会
撮影●田上富實子
文●上田繭子
■ 将棋教室の楽しそうな雰囲気と、本番の対局の緊張感と
――原作コミックを最初に読んだときの印象は?
河西:すごく淡い雰囲気に、まず惹かれました。作中に出てくる三月町は、東京の月島がモデルになっているらしくて、水辺の情景がすごく心に残りました。将棋のことをよく知らなくても対局の緊迫感が分かるし、すごくのめり込むことができるおもしろい作品だと思いました。
――主人公の零はどんな男の子なんでしょうか?
河西:17歳なんですがプロ棋士として活動していて、ひとり暮らしをしながら高校に通っています。でも、今のところはクラスのなかで浮いた存在です。最初に読んだときは「どうしてこの人はこんなに難しい生き方をしているのかな」と、気になりました。物語が進んでいくにつれて、小さいころの出来事があって今の零になったのが分かるんですけど、今はどこにも行けずに、孤独の中もがいているんですよね。今後は少しずつ、周りの人が動いてくれることで、高校生活の楽しさや、人とのふれあいの大切さを知っていきます。
――アフレコで演じてみられた感触はいかがでしたか?
河西:最初のうちは、なるべく色をつけずに、どういう人間かよく分からないと思っていただけるよう演じています。ライバルである二海堂や、川本家の3姉妹、そして学校での林田先生との関係から、少しずつ零の日常が見えて、内に秘めた感情が紐解かれていくといいなと思っています。
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