| PICK UP | 2021.05.19

「アルゴナビス Acoustic Tour 2021 -Spring Session-」夜公演レポート

「BanG Dream!(バンドリ!)」発のボーイズバンドプロジェクト「ARGONAVIS from BanG Dream!」。同プロジェクトにて「Argonavis(アルゴナビス)」のメンバーを演じる伊藤昌弘(Vo.七星蓮役)、日向大輔(Gt.五稜結人役)によるアコースティックライブが、5月2日、ツアーファイナルを迎えた。公演自体は中止となったものの、東京・山野ホールから無観客での配信ライブを昼夜2公演に渡って開催! ここでは、森嶋秀太(Key.桔梗凛生役)がゲストとして登場した夜公演の模様をお届けする。


たとえ画面越しになっても……
ツアーファイナルで届けた全力


「アルゴナビス Acoustic Tour 2021 -Spring Session-」と題した本ツアーは、七星蓮役・伊藤昌弘、五稜結人役・日向大輔が、それぞれキャラクターと同様にボーカルとギターを担当。静岡を皮切りに大阪、京都、愛知、神奈川、埼玉とここまで2府4県を回ってきた。最後は東京・山野ホールから無観客での配信ライブを昼夜2公演に渡って開催し、約1ヶ月に渡るツアーのファイナルを飾った。


マイクとギターだけが並ぶステージに現れた伊藤と日向は、そろって深々とお辞儀。言葉はなくとも、このライブにかける想いが伝わってくる。2人はさりげなくアイコンタクトをかわすと、未来への希望を感じさせる歌詞が印象的な「逢のうた」を披露。「画面越しではありますが、最後まで全力で歌を届けていきます!」(伊藤)という意気込みそのままに、音楽を通じてファンと想いを交わしていく。

▲七星 蓮役=伊藤昌弘

続けて、伊藤の真っ直ぐでしなやかな歌声によるアカペラではじまった「流星雨」、TVアニメ「アルゴナビス from BanG Dream!」OP主題歌「星がはじまる」、同EDテーマ「雨上がりの坂道」の3曲を披露。ギター1本で楽曲が持つ世界観をあざやかに奏でる日向、そして伊藤も「雨上がりの坂道」でアフリカの民族楽器にルーツを持つカズーを演奏するなど、アコースティックならではの贅沢な時間が流れた。

▲五稜結人役=日向大輔

「アコースティックならではの良さを
森嶋さんとも共有できてうれしいです」


ライブも中盤に差し掛かり、ここでゲストの森嶋がステージに呼び込まれる。TVアニメ「アルゴナビス from BanG Dream!」の挿入歌である「Starry Line」、「DAYS」をカバー。「DAYS」では、森嶋はキーボードのみならず伊藤とのツインボーカル体制に! 疾走感あふれるラップも披露し、ただのカバーで終わらず、この3人だからこそ奏でられる1曲に昇華してみせた。

▲桔梗凛生役=森嶋秀太

MCでは「SNSを通じて、楽しそうにしているファンのみんなや2人の様子を見ながら、アコースティックもおもしろそうだな、ツアーいいなあと思ってた(笑)」と明かした森嶋に、伊藤は「バンドでのステージとも単発のライブとも、また全然違いますよね。今回、自分たちが出す音しかない空間で、メンバーである森嶋さんとセッションできるのが本当にうれしくて!」と声を弾ませた。

また、これまでどこか余裕すら感じさせられる演奏を披露していた日向が、「いままで自分ひとりで伴奏をしていたんですけど、森嶋さんが入るとまた全然違う! より楽しいですし、安心感があります」と興奮した様子でコメント。森嶋も「ありがとう、そう言ってもらえてうれしい。僕も練習中から本当に楽しかったんだよね」と、満面の笑みを浮かべていた。


その後、TVアニメ「カードファイト!! ヴァンガード外伝 イフ-if-」OP主題歌「What-if Wonderland!!」に続き、森嶋が最後の楽曲として選んだのはArgonavisの1stシングル「ゴールライン」だった。「これからさらにいろんな舞台へとアルゴナビスという船が向かっていくなかで、必ず掲げていきたい曲だと思っています」という森嶋の言葉に応えるように、伊藤と日向もこの楽曲を通じて、改めてファンに向かって決意表明してみせた。

〝ナビ〟のみんなとつくったステージで
再会を心待ちにしながら――


ふたたび2人となったステージでは、伊藤もギターを抱え現在放映中のアニメ「カードファイト!! ヴァンガード overDress」のEDテーマ「Y」を披露。キャラクターデザイン原案をCLAMPが務めることでも話題の同作品には、伊藤と森嶋がキャストとしても参加している。そんな「Y」のサビでは毎公演、〝ナビ(ナビゲーター)〟ことファンに、サビで両手をあげる「Y」ポーズをとってもらってきた。配信でも同じように呼びかけるなか、客席にはスタッフにまじって森嶋の姿も!


さらに、ツアーでは初めて披露するカバー曲「君じゃなきゃダメみたい」と続き、あっという間に残すところラスト1曲となった。2人はここまで支えてくれたファン、そしてスタッフに感謝を伝えながら、「正直に言うと、ファイナルとなるこのステージが無観客となってしまったのは、やっぱり寂しいです。みんながいるのといないのとじゃ、空気感とか全然違っていて……。本当はカメラを見て演奏しなきゃいけないんですけど、自然と客席のほうを見ちゃうんですよね」(日向)と正直な胸の内を吐露する場面もあった。

それでも「絶対に最後まで腐らず、まっすぐに歌ってやろうと、そんな誓いが今回のツアーを通じて自分のなかにできました」と頼もしく言い切った伊藤は、「また皆さんとライブ会場で会える日を楽しみにしています。どんなときでもきっとやり直せる、そんな約束の歌を最後に聞いてください」と「リスタート」を歌い出した。函館から上京したArgonavisメンバーの想いをつづったこの曲が、また新たな響きを伴ってファンの心に届き、再会までの日々を優しく照らし出してくれるはずだ。

アルゴナビス Acoustic Tour 2021 -Spring Session-
2021年5月2日(日)配信ライブ・夜公演

出演者
伊藤昌弘(七星蓮役)、日向大輔(五稜結人役)
GUEST/森嶋秀太(桔梗凛生役)

SET LIST
M1 逢のうた
M2 流星雨
M3 星がはじまる
M4 雨上がりの坂道
M5 Starry Line
M6 DAYS(Cover)
M7 What-if Wonderland!!
M8 ゴールライン
M9 Y
M10 君じゃなきゃダメみたい(Cover)
M11 リスタート

「ARGONAVIS from BanG Dream!」
WEB  https://argo-bdp.com/
Twitter  @ARGONAVIS_info

©ARGONAVIS project.

撮影西槇太一
藤谷燈子