| PICK UP | 2022.04.20

「Kiramune Presents Tetsuya Kakihara LIVE TOUR 2022 “Don't Let Mi Fall in LOVE”」ライブレポート

自身の誕生日である2021年12月24日に発売されたミニアルバム「DON’T LET MI KNOW」から名付けた、柿原徹也の2022年ライブツアー。その名も「Kiramune Presents Tetsuya Kakihara LIVE TOUR 2022 “Don't Let Mi Fall in LOVE”」。その最終公演2DAYSが、東京ガーデンシアターにて行なわれ、「DON’T LET MI KNOW」の収録曲はもちろん、これまでの名曲、人気曲もたっぷり歌う充実のライブとなった。今回は最終公演1日目、2月26日(土)の様子をレポートする。

盟友・佐伯youthKが登場!
カラフルに楽しく歌い上げる



音楽をシンプルな形で楽しむ、アーティスト・柿原徹也。過剰な演出はなく、バンドメンバーが待つステージに静かに入っていく。1曲目は最新ミニアルバム収録の「ドミノ」。バンドとの一体感が心地いいリズムをつくり出すメロディアスな楽曲だ。背後に歌詞が投影され、言葉の一字一句が目からも耳からも飛び込んでくる。そして、間髪入れずに「プレイヤー」へ。真っ赤な照明に包まれたステージの面々。横一列に並んでの演奏から、音楽に対するストイックさが感じられる。


ここまで、ステージ中央から動かずに歌ってきた柿原。3曲目「ジェラシーメイカー」ではステージの端に用意されたお立ち台へ。みるみるうちに上がっていく観客のボルテージを感じながら、さらに音楽で盛り上げていく。

4曲目が終わったところで、「無事に東京ガーデンシアターに戻ってこれたぜ! オレめっちゃ元気だったよ! いろいろごめんね!」と、心身ともに万全の状態であることをアピールした柿原。久しぶりのライブを楽しむ姿に、ファンもホッとした瞬間だろう。息を切らしながらも、「全力で行くぜ!」とすぐに次の曲を披露し、会場の熱もさらにヒートアップ!


「Good Time」のイントロが流れると、会場が柿原のメンバーカラーでもある緑一色に。コロナ禍で声を出すことはできなくとも、手元のペンライトを緑色にし、観客も柿原に応えていく。柿原のライブは、ダンスをするわけでも、決まった振り付けがあるわけでもない。ステージから音楽で感情を伝え、それを受け止めたファンもまた笑顔を返す。音が弾んで見えるほど楽しそうに歌う柿原に、観客の熱も上がっていく。「Sing it!」では手拍子を促し、声を出せずとも心で大きく歌っているファンの姿を見て、「(レスポンスの)WOW WOW、届いているよ!」と声をかけ、会場の一体感がさらに増していった。


バンドメンバーを紹介し、メンバーとの絆を感じさせたのもつかの間。「Woooork!!」のイントロが始まり、「ちょっと早いけど来た!」とステージに入ってきたのは、この曲を柿原と共につくった佐伯youthKだ。


2人の「いつも通りやっていたら間に合わないよ!」という小芝居からそのまま歌に突入。スピーディーな掛け合いのなかでハモリを入れたり、お互いに懇願し合ったりと、ユーモラスな動きを見せる。テンポを速め、そのまま「前進アッペンダン↑^_^↓」へ。会場の盛り上がりは最高潮に達し、その勢いで「ダンディギ」を披露。音楽も照明もめいっぱいにカラフルで、遊園地のような楽しいひとときだ。そして同じく佐伯youthKが作詞・作曲をした「悪者」では雰囲気が一変。曲への感謝を込めるように、丁寧に歌う柿原が印象的だった。


声は出せなくても、心はひとつに――
ステージから届けたい思い


ソファに座り、ピンスポットが当たるなかで歌う「君の声に」。そして、春ならではの出会いや別れを軽やかなメロディに乗せた名曲「咲いちゃいな」は、ツアーファイナルならではの選曲だと語り、ファンの顔をほころばせた。


「ラストスパート!」と叫び、「カモンx3」、「To the Next」とアップテンポなナンバーを立て続けに披露。続く「Cheers!!」では高音のシャウトを聞かせ、ライブはますます高まっていく。会場のペンライトが左右に大きく揺れる様子に、柿原も気持ちよさそうだ。「最後の曲です。心の中で歌ってください」と語り披露した「Gluttony」では、歌詞が背後に映し出され、会場が緑一色に。それはその場の全員の心がひとつになった証のようだった。


アンコールでは真っ白な照明のなかで「飛行機雲」をのびのびと歌い上げた柿原。バンドメンバーと今回のツアーを振り返ったところで、佐伯youthKが再び登場。全員で「オンリースター」を歌い、最高の雰囲気でライブを終えた。


メンバーがはけた後もひとりステージに残った柿原は、最後まで客席に手を振り、「ありがとう!」という言葉を繰り返した。帰路についたファンの脳裏には、ずっと手を振っている柿原の姿が今も焼き付いているに違いない。


「Kiramune Presents Tetsuya Kakihara LIVE TOUR 2022 “Don't Let Mi Fall in LOVE”」
2022年2月26日(土)東京ガーデンシアター

SET LIST
01 ドミノ
02 プレイヤー
03 ジェラシーメイカー
04 コモンセンス・プロミネンス
05 Border Rain
06 Good Time
07 Sing it!
08 Woooork!!
09 前進アッペンダン↑^_^↓
10 ダンディギ
11 悪者
12 君の声に
13 咲いちゃいな
14 カモンx3
15 To the Next
16 Cheers!!
17 Gluttony
EN1 ⾶⾏機雲
EN2 じゃあね
EN3 オンリースター

ⒸKiramune Project

大曲智子

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