- KIKI by VOICE Newtype HOME
- PICK UP 特集記事
- 開運招来! TrignalとSparQlewが七福神となった一夜限りのラジオ合同イベント「キラキラ☆ビートR&僕らのMusic Park Presents KiraKira Amusement Park 2022」レポート
|
PICK UP |
2023.01.06
開運招来! TrignalとSparQlewが七福神となった一夜限りのラジオ合同イベント「キラキラ☆ビートR&僕らのMusic Park Presents KiraKira Amusement Park 2022」レポート
2012年12月にCDデビューした、木村良平、代永翼、江口拓也による3人組ユニット「Trignal」がパーソナリティーをつとめるWEBラジオ「Trignalのキラキラ☆ビートR」と、2017年に結成された上村祐翔、保住有哉、堀江瞬、吉永拓斗による4人組ユニット「SparQlew」がパーソナリティーをつとめるWEBラジオ「Kiramune Presents 僕らのMusic Park」の合同イベント「キラキラ☆ビートR&僕らのMusic Park Presents KiraKira Amusement Park 2022」が、12月11日(日)に東京国際フォーラム・ホールAにて開催された。今回は盛りだくさんな内容となった一夜限りのアミューズメントパークをレポート!
本人たちも覚えていない!?
番組で起こったたくさんの出来事
今夜は7人が七福神となってつくった一夜限りの遊園地が舞台。ステージモニターの左右には、本イベント用に描き下ろされたキラキャラ(Kiramuneレーベルのキャラクターイラスト)の七福神が乗った観覧車が掲げられていた。イベントが始まると、早速TrignalとSparQlewのメンバーがステージに登場! 自己紹介から七福神の解説を経て、改めてTrignalのCDデビュー10周年、そしてSparQlewのラジオ5周年をお祝いし合う。
ステージに大きなボードが出現すると、両番組の歴史を振り返るアトラクション「キラキラアミューズメントパーク☆パビリオン」のコーナーが始まる。小さな字でギッシリと書き込まれたボードに「もうちょっと厳選できなかったの!?」と木村がツッコみ、会場の笑いを誘った。それだけたくさんの出来事があった両番組の、長い歴史をいっきに紐解いていく。
ここでは代永と保住がMCとなって、細かく書かれた歴史をピンポイントで紹介。Trignalのラジオも、開始当初は「江口拓也と木村良平と代永翼のキラキラ☆ビート」というタイトルだった。客席には当時から聴いているというリスナーも多数見受けられたが、「聞いたことがない人のために」という保住のはからいで、当時のタイトルコールを生で再現することに。「江口拓也と」「木村良平と」「代永翼の」「キラキラ☆ビート!」という息の合ったタイトルコールに、熱い拍手が巻き起こる。「当時は可愛かったのに」(木村)、「あの頃はツッコミの声も大きかったよね」(代永)と言われたのは、Trignalのなかでは最年少の江口だ。「あの頃は一生懸命だったので。今はリラックスできているってことです」と言い訳しつつ、ユニット内最年少らしからぬ貫禄のある佇まいを見せつけ、会場を盛り上げた。
ラジオ内でグループ名を発表したのは、SparQlewも同様。公募したキーワードをもとに全員で何度も話し合いを重ね、結果SparQlewに決定したのだという。5年経った今ではラジオにもすっかり慣れ、各メンバーが得意分野を活かしたソロコーナーを持つまでに成長した。「上村祐翔のご当地グルメ!」コーナーを持つ上村は、番組トピックスに「パンシェルジュ3級取得」と表記。木村に「ほかに何か得意技がある人は?」と聞かれ、「僕は情報処理検定を持っていて……」と答えたのは保住だ。「保住のキャラとしては、そういうのは隠していてほしい!」と江口のツッコミが光るなど、SparQlewメンバーそれぞれの個性が輝く面も垣間見えた楽しいアトラクションとなった。
次のコーナーは、まるで公開録音のようなラジオの空気感をそのままに詰め込んだ「僕らのMusic Park」! 上村、堀江、吉永の3人がMCとなり、Trignalを代表して木村が番組ゲストとして登場した。4人でのフリートークが、ステージ下手側のラジオブースでテンポよく繰り広げられ、SparQlewは大先輩の話に興味津々の様子だ。木村は「正直、まだ10年? という感じ。声優としてひとり立ちしてから組んだ3人で、グループ名がTrignalになる前から一緒に曲をつくったりもしていたから。本当にいろんなことがあったな」と感慨深そうに語る。
「3人の距離感って変わりました?」という上村の質問には「今年やっと3人のグループLINEができたんだよ」と驚きの回答。いい雰囲気でトークが弾むなか、中継先にいる保住から声がかかる。中継といっても同じステージの上手側なのだが、そこには保住と江口、代永が待機している姿が。ここで代永と江口が巨大だるまおとしに挑戦するのだという。「勝った方には保住のサイン入りポストカードを差し上げます」と聞いて、あまりやる気の出ない様子の代永と江口。仕方なく保住が「……と、おまけで高級焼き肉券もつけます」と言うと、全員のボルテージはいっきに頂点へ。
リハーサルではなかなかうまくいかなかったというだるまおとし対決だが、本番では見事なプレーで江口が勝利。
2戦目のアーチェリー対決では逆に代永が勝利をおさめ、江口と代永それぞれに保住のサイン入りポストカードと高級焼き肉券がプレゼントされる結果となった。
後輩の悩みを無責任に解決!
それぞれの素顔が見えた爆笑アトラクション
続いてのアトラクションは、Trignalがお悩みを解決する「ヒーローショー 無責任戦隊サンレンジャー」のコーナーだ。トロッコに乗って登場したTrignalの前には、赤、青、黄の戦隊スーツを着た、リアルな〝サンレンジャー〟が。
そこへアミューズメントパークを不安にしようと企む敵〝フアンダー〟が現われ、遊びに来ていたSparQlewが捕まってしまう。
不安を解消するべく、1人ずつサンレンジャーに悩みを打ち明けることになったSparQlew。トップバッターは上村で、「歯医者の検診で『奥歯磨き残しありますけど、ちゃんと磨けていますか?』と言われて、『ちゃんと磨いてますけど』と嘘をつく自分が嫌いだ」というお悩みを涙ながらに訴えた。
それに対するサンレンジャーの答えは……キムラレッド「電動歯ブラシ、いいのあるよ?」、ヨナガブルー「全部の歯を抜いちゃおう」、エグチイエロー「歯医者には行かなくていい」という三者三様の意見。このようにリアルなお悩みに対して、サンレンジャーが無責任にアドバイスをし、SparQlewのメンバーを不安から救ってくれる。
「絶望的に生活力がない」という保住の悩みには、「マジでどうにもならない」と、経験に基づくエグチイエローの本音が炸裂。「行っていないピラティスを解約できない」という堀江の悩みにも、「僕も使ってない駐車場を解約していない」と再びエグチイエローが救いのない答えを放つ。
最後に1人舞台上に取り残された吉永は「見たいアニメがあるけどオーディションに落ちた作品だから見られない」という声優ならではのお悩みを吐露。これに対し、キムラレッド「俺は見ない」、ヨナガブルー「俺も見ない」、エグチイエロー「見るはずがない!」と、サンレンジャーの意見が初めて一致し、見事フアンダーを撃退した。
最後のアトラクションは、来場したお客様に伝えたい気持ちを生アテレコと七福神イラストでお届けする「キラキャラ生アテレコ」。七福神たちがアミューズメントパークに来てくれた人たちの幸せを願うストーリーを、爆笑必至のアドリブも交えつつ披露した。
エンディングトークの告知では、来年5月開催の「Kiramune Music Festival 2023」に、なんとTrignalがゲストとして出演されることが本人たちの口から発表されるサプライズも。これにはSparQlewや会場のファンたちも大喜び!「なかなか音楽活動ができずにいましたが、体調も少しずつよくなっているので、2人にも了承をもらって参加することになりました。ぜひ遊びに来てください!」という代永の言葉に、会場の誰もが幸せに包まれる。
こうしてKiramuneのユニット同士による初の合同イベントは、大団円で幕を閉じたのだった。
キラキラ☆ビートR&僕らのMusic Park Presents KiraKira Amusement Park 2022
●2022年12月11日(日)東京国際フォーラム・ホールA
出演者
Trignal(江口拓也、木村良平、代永翼)
SparQlew(上村祐翔、保住有哉、堀江瞬、吉永拓斗)
文●大曲智子
番組で起こったたくさんの出来事
今夜は7人が七福神となってつくった一夜限りの遊園地が舞台。ステージモニターの左右には、本イベント用に描き下ろされたキラキャラ(Kiramuneレーベルのキャラクターイラスト)の七福神が乗った観覧車が掲げられていた。イベントが始まると、早速TrignalとSparQlewのメンバーがステージに登場! 自己紹介から七福神の解説を経て、改めてTrignalのCDデビュー10周年、そしてSparQlewのラジオ5周年をお祝いし合う。
ステージに大きなボードが出現すると、両番組の歴史を振り返るアトラクション「キラキラアミューズメントパーク☆パビリオン」のコーナーが始まる。小さな字でギッシリと書き込まれたボードに「もうちょっと厳選できなかったの!?」と木村がツッコみ、会場の笑いを誘った。それだけたくさんの出来事があった両番組の、長い歴史をいっきに紐解いていく。
ここでは代永と保住がMCとなって、細かく書かれた歴史をピンポイントで紹介。Trignalのラジオも、開始当初は「江口拓也と木村良平と代永翼のキラキラ☆ビート」というタイトルだった。客席には当時から聴いているというリスナーも多数見受けられたが、「聞いたことがない人のために」という保住のはからいで、当時のタイトルコールを生で再現することに。「江口拓也と」「木村良平と」「代永翼の」「キラキラ☆ビート!」という息の合ったタイトルコールに、熱い拍手が巻き起こる。「当時は可愛かったのに」(木村)、「あの頃はツッコミの声も大きかったよね」(代永)と言われたのは、Trignalのなかでは最年少の江口だ。「あの頃は一生懸命だったので。今はリラックスできているってことです」と言い訳しつつ、ユニット内最年少らしからぬ貫禄のある佇まいを見せつけ、会場を盛り上げた。
ラジオ内でグループ名を発表したのは、SparQlewも同様。公募したキーワードをもとに全員で何度も話し合いを重ね、結果SparQlewに決定したのだという。5年経った今ではラジオにもすっかり慣れ、各メンバーが得意分野を活かしたソロコーナーを持つまでに成長した。「上村祐翔のご当地グルメ!」コーナーを持つ上村は、番組トピックスに「パンシェルジュ3級取得」と表記。木村に「ほかに何か得意技がある人は?」と聞かれ、「僕は情報処理検定を持っていて……」と答えたのは保住だ。「保住のキャラとしては、そういうのは隠していてほしい!」と江口のツッコミが光るなど、SparQlewメンバーそれぞれの個性が輝く面も垣間見えた楽しいアトラクションとなった。
次のコーナーは、まるで公開録音のようなラジオの空気感をそのままに詰め込んだ「僕らのMusic Park」! 上村、堀江、吉永の3人がMCとなり、Trignalを代表して木村が番組ゲストとして登場した。4人でのフリートークが、ステージ下手側のラジオブースでテンポよく繰り広げられ、SparQlewは大先輩の話に興味津々の様子だ。木村は「正直、まだ10年? という感じ。声優としてひとり立ちしてから組んだ3人で、グループ名がTrignalになる前から一緒に曲をつくったりもしていたから。本当にいろんなことがあったな」と感慨深そうに語る。
「3人の距離感って変わりました?」という上村の質問には「今年やっと3人のグループLINEができたんだよ」と驚きの回答。いい雰囲気でトークが弾むなか、中継先にいる保住から声がかかる。中継といっても同じステージの上手側なのだが、そこには保住と江口、代永が待機している姿が。ここで代永と江口が巨大だるまおとしに挑戦するのだという。「勝った方には保住のサイン入りポストカードを差し上げます」と聞いて、あまりやる気の出ない様子の代永と江口。仕方なく保住が「……と、おまけで高級焼き肉券もつけます」と言うと、全員のボルテージはいっきに頂点へ。
リハーサルではなかなかうまくいかなかったというだるまおとし対決だが、本番では見事なプレーで江口が勝利。
2戦目のアーチェリー対決では逆に代永が勝利をおさめ、江口と代永それぞれに保住のサイン入りポストカードと高級焼き肉券がプレゼントされる結果となった。
それぞれの素顔が見えた爆笑アトラクション
続いてのアトラクションは、Trignalがお悩みを解決する「ヒーローショー 無責任戦隊サンレンジャー」のコーナーだ。トロッコに乗って登場したTrignalの前には、赤、青、黄の戦隊スーツを着た、リアルな〝サンレンジャー〟が。
そこへアミューズメントパークを不安にしようと企む敵〝フアンダー〟が現われ、遊びに来ていたSparQlewが捕まってしまう。
不安を解消するべく、1人ずつサンレンジャーに悩みを打ち明けることになったSparQlew。トップバッターは上村で、「歯医者の検診で『奥歯磨き残しありますけど、ちゃんと磨けていますか?』と言われて、『ちゃんと磨いてますけど』と嘘をつく自分が嫌いだ」というお悩みを涙ながらに訴えた。
それに対するサンレンジャーの答えは……キムラレッド「電動歯ブラシ、いいのあるよ?」、ヨナガブルー「全部の歯を抜いちゃおう」、エグチイエロー「歯医者には行かなくていい」という三者三様の意見。このようにリアルなお悩みに対して、サンレンジャーが無責任にアドバイスをし、SparQlewのメンバーを不安から救ってくれる。
「絶望的に生活力がない」という保住の悩みには、「マジでどうにもならない」と、経験に基づくエグチイエローの本音が炸裂。「行っていないピラティスを解約できない」という堀江の悩みにも、「僕も使ってない駐車場を解約していない」と再びエグチイエローが救いのない答えを放つ。
最後に1人舞台上に取り残された吉永は「見たいアニメがあるけどオーディションに落ちた作品だから見られない」という声優ならではのお悩みを吐露。これに対し、キムラレッド「俺は見ない」、ヨナガブルー「俺も見ない」、エグチイエロー「見るはずがない!」と、サンレンジャーの意見が初めて一致し、見事フアンダーを撃退した。
最後のアトラクションは、来場したお客様に伝えたい気持ちを生アテレコと七福神イラストでお届けする「キラキャラ生アテレコ」。七福神たちがアミューズメントパークに来てくれた人たちの幸せを願うストーリーを、爆笑必至のアドリブも交えつつ披露した。
エンディングトークの告知では、来年5月開催の「Kiramune Music Festival 2023」に、なんとTrignalがゲストとして出演されることが本人たちの口から発表されるサプライズも。これにはSparQlewや会場のファンたちも大喜び!「なかなか音楽活動ができずにいましたが、体調も少しずつよくなっているので、2人にも了承をもらって参加することになりました。ぜひ遊びに来てください!」という代永の言葉に、会場の誰もが幸せに包まれる。
こうしてKiramuneのユニット同士による初の合同イベントは、大団円で幕を閉じたのだった。
キラキラ☆ビートR&僕らのMusic Park Presents KiraKira Amusement Park 2022
●2022年12月11日(日)東京国際フォーラム・ホールA
出演者
Trignal(江口拓也、木村良平、代永翼)
SparQlew(上村祐翔、保住有哉、堀江瞬、吉永拓斗)
文●大曲智子
こちらもおすすめ! >
公式Twitter