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2017.11.10
舞台『ACCA13区監察課』開幕前日会見レポ―ト
11月3日、品川プリンスホテル クラブeXにて舞台『ACCA13区監察課』が幕を開けた。13の自治区に分かれた王国において、かつてクーデターの危機により結成され、国民の平和を守り続け100年が経とうとしていた巨大統一組織「ACCA(アッカ)」。
監察課副課長のジーン・オータスは、「もらいタバコのジーン」の異名を持つ、組織きっての〝食えない男〟だ。タバコの煙をくゆらし、ひょひょうと13区を巡り視察を行う彼をみつめる視線、そして国を揺るがす思惑がドラマチックに絡み合う。今年1月にアニメ化されたオノ・ナツメの大人気マンガが、円形ステージならではの緊張感のなか、確かな経験を持つ練達の役者陣によりリアルに息づく。
初日に先駆け行われた会見には、ジーン・オータス役の荒木宏文、ニーノ役の丘山晴己、モーヴ役の蓮城まことが登壇。公演に向けて意気込みを語った。
荒木:原作やアニメのジーンの力の抜けた印象を表現するため、表情と体のバランスを意識して取り組みました。円形ステージならではの難しさもありますが、音響、照明などスタッフさんたちとも相談しながら、自然と引き込まれるような空気感を作り上げられているのではないかと思います。角度によって見える表情も変わってくるので、何度ご覧になっても〝次〟を期待していただける舞台を目指して、千秋楽まで気を抜かずに務めます。
丘山:みなさんの中に、それぞれのニーノ像があると思いますが、舞台化にあたり「見たことがないけど、でもやっぱりニーノだ」という言葉や行動が凝縮されているので、それを自分のなかでどうつなげて表現するかが課題です。内務調査官として仕事をしている面と、自身のキャラクターというギャップや二面性をうまく見せられたらと思っています。また、僕は円形ステージの客席近くにいることが多く、どこかしらにお尻を見せることになってしまうので(笑)、自分の立ち姿を常に意識して、きれいに見せたいです。精一杯やらせていただきますので、楽しんでください。
蓮城:モーヴはとても強い女性ですが、その強さは内に秘めた弱さあってのものであることを意識して演じています。お客さまがぐるっとまわりにいらっしゃるので、髪の毛の先まで見られているという意識を高く持ち続けなくてはいけません。私自身も大好きなキャラクターを三次元で初めてお見せするということになり、ワクワクドキドキ……とても緊張していますが、頑張ります!
舞台「ACCA13区監察課」
●11月3日(金・祝)~12日(日)品川プリンスホテル クラブeX
WEB http://www.acca-stage.com/
Twitter @ACCA_stage
STAFF
原作:オノ・ナツメ(掲載 月刊「ビッグガンガン」スクウェア・エニックス刊)
脚本・演出:石井幸一 (一徳会/K・A・G)
音楽:滝千奈美
作詞:うえのけいこ
振付:黒田育世
CAST
ジーン・オータス:荒木宏文
ニーノ:丘山晴己
スペード:平川和宏
パスティス:鷲尾 昇
パイン:伊藤明賢
モーヴ:蓮城まこと
オウル:川本 成
ウォーブラー:伊阪達也
ビスキュイ:鳶野恭平
シュヴァーン:山﨑晶吾
マギー:北川尚弥
ロクステッラ:前田隆太朗
文、秉泰
Ibu
グロッシュラー:鈴木省吾
リーリウム:今村ねずみ
ロッタ:悠木 碧(声の出演)
(C)オノ・ナツメ/QUARE ENIX・ACCA製作委員会
(C)舞台ACCA製作委員会
文●キツカワトモ
公式Twitter