| PICK UP | 2018.04.13

TVアニメ「ヒナまつり」新田役・中島ヨシキの作品&楽曲に懸ける思い

先週より放送が始まったTVアニメ「ヒナまつり」。
大武政夫原作による本作では、悠々自適な独身生活を送る若きインテリヤクザ・新田義史と、突然新田の前に現れた謎の少女・ヒナによる、ヤクザ×サイキック少女の危険で賑やかなアーバンライフが描かれます。ヒナの念動力で脅され、彼女と同棲することになった新田の運命は……?
そんなお人好しなアウトロー、新田義史役を演じるのは中島ヨシキさん。今作ではなんと新田としてEDテーマも歌唱されています。 今回中島さんに、作品&楽曲に懸ける思いをお聞きしました。


運命を感じるタイミング!


――原作を読んでの感想は?

中島:読んでいるときはクスっと笑うんですけど、読み終わって家を出て、電車に乗ったくらいのときに急におもしろさがこみ上げてくるようなテンポ感、心に残るような面白さがあるな、と思いました。絵としてコマを思い出すんですよね。絵の印象とともに心に残るような、他にない作品だという印象を受けました。こんなにおもしろいのに、2011年から連載が始まって、ようやくのアニメ化か、と。でも、今やっていなかったら自分が新田役をやれることもなかったと思うので、運命を感じましたね。

――新田に対する印象を教えてください。

中島:普通の人かなって思うんですよね。ヒナへの感性とか、いきなり家の中に全裸の女の子が現われて大切にしていた壺を割られて、そんなことされたらイヤじゃないですか(笑)。そこでしばらくは追い出そうとしたりとか、原作だとヒナが帰る事になったら、ひとりで盛大に祝ってたりとか、そういう反応が人間くさい。でも脅されながらもヒナの世話をしてて、内面的にはお人好しで面倒見がいいんですよね。ヤクザになったきっかけも家庭環境だったりするので、優しい人なんだろうなって思っています。


――ヒナというキャラクターはいかがですか?

中島:新田的なところでいうと、面倒な存在であったり、うっとうしかったりするんですけど、いっしょにいるにつれて、ヒナの表情が豊かになってきたりしているのを見ると、ちょっと親目線になるところがありますね。ただ、破天荒すぎて……理不尽な存在じゃないですか(笑)。口ごたえすると腕曲げられますからね(笑)。実際にいたら嫌な子になりがちなところを、田中貴子さんの声が存分にカバーしているのではないかなと思います。声がつくことでより破壊力が増して、よりキャラクターのことが好きになれると思います。

――演技についてお二人で話し合うことはありますか?

中島:現場では演技については話し合ったりはしていないです。僕が言う事ではないし、お互いプロなので。ただ「アフレコではこうしたほうがいいよ」っていう所作とかを言ったりはしていますけどね、ちょっと先輩面できる部分ということで(笑)。

――第1話はいかがでしたか?

中島:いい話ではないのにいい話風に終わるという(笑)。音楽と演出と絵の美しさで、すごく感動するような形になるんですけど、何回も見るうちに「やっぱり何かおかしいな」と思うようになる、それでこそ「ヒナまつり」だと感じました。

――一番好きなシーンは?

中島:アバンですね。ツルツルさんという中国の人がマオちゃんに攻撃されて、「ぐわっ!私のスマートフォンがー!」って言うんですけど、あそこのシーンはアフレコのときからほぼ絵が出来ていて、口がちゃんと「スマートフォンがー」って一言ずつ動いているんです。そこにパッとあわせてくる手塚(ヒロミチ)さんもさすがだなと思いましたし、ディレクションも「スマートフォンが落ちてしまったことをもっと説明してください」みたいな(笑)。おもしろくしてやろうという気概が感じられるところだったなと思います。



いろいろな思いを込めて……カラオケ♪


――EDテーマ「鮭とイクラと893と娘」を歌われます。これは新田として歌っているキャラクターソングですね。

中島:家族愛とか親子愛を美しく歌っている……というのがギャグなんですよね(笑)。僕はヒナへの思いを歌ったというよりは、新田がカラオケで楽しく気持ちよく歌っているという思いで歌いました。曲としてはそうなんですけど、ヒナへの思いを詰め込みすぎるとちょっと難しいし、そんなに素直な人でもないので、カラオケでたまたま歌った曲がちょっとヒナを思い出す曲で、「あれ、俺って……」と無意識のうちにヒナを思う、というイメージです。

――では、中島さんが歌われる心情としては?

中島:カラオケです(笑)。華やかなキャスト陣がいて、女の子たちがいっぱい出てくるアニメのなかで新田がEDを歌うこと自体がギャグなんですよね。アニメが始まってから次回予告まで全てがギャグです。


――今回の楽曲でメロディや歌詞で「ここが好き」と思うところは?

中島:歌詞がしゃれているというか、本編と絡んでくるというか、2番のサビで「幾らでも食えよ」という歌詞があるんですけど、「イクラでも食えよ」というのにもかかってるんですよ。そういう部分とかすごくオシャレだなと思いますし、あと「俺たち似たもの同士」っていう詞があるんですけど、実はひそかにばれないように「にった(新田)もの同士」って言ってるんですよ(笑)。

――なんと、そこもかかっているんですか!?

中島:あえて聞かずじまいだったので、作詞家の方がそう思って書かれたかはわからないんですけど、小さい「つ」を入れようと思ってこっそり歌っています(笑)。潜在的にヒナのことを娘だと思っているというダブルミーニングも含めていたりできると面白いなと。是非そんな部分にも注目して聞いていただきたいです。

――これから第2話ということで、今後の注目して欲しい部分や楽しみにされていることは?

中島:「ヒナまつり」はコメディ作品なので、特に難しいことを考える作品では当然ないですし、見た2日後くらいにフフッてなるくらいがちょうどいい作品かなというのがあって。ただ、そうなるようにスタッフキャスト陣も100%の愛情を注いでいるので、すごいフィルムを皆さんにお届けできると思います。2話以降、ここからが「ヒナまつり」の本番なので、たくさんの人に最後まで見ていただけたら、と思っています。是非ハードルを高めに設定して見てください。



TVアニメ「ヒナまつり」
WEB http://hina-matsuri.net/
Twitter ‎ @hinamatsuri4649
毎週金曜21:00~AT-Xほかにて放送中
エンディング・テーマ:「鮭とイクラと893と娘」5月9日(水)発売
STAFF
原作=大武政夫(「ヒナまつり」KADOKAWA刊) 監督=及川 啓 シリーズ構成・脚本=大知慶一郎 キャラクターデザイン・総作画監督=神本兼利 音響監督=本山 哲 音響制作=マジックカプセル 音楽=三澤康広 音楽制作=日本コロムビア アニメーション制作=feel.
CAST
ヒナ=田中貴子 新田義史=中島ヨシキ アンズ=村川梨衣 三嶋 瞳=本渡 楓 詩子=日笠陽子 マオ=小澤亜李 若頭=小山剛志 サブ=河西健吾

©2018 大武政夫・KADOKAWA刊/ヒナまつり製作委員会

垳田はるよ

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