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2018.04.27
Kiramuneメンバーによる一年に一度のお祭り! 大盛況に終わった「Kiramune Music Festival 2018」ライブレポート
男性声優によるエンターテインメントレーベル 〝Kiramune〟が行う、年に一度のビッグイベント、「Kiramune Music Festival(通称キラフェス)」が今年も開催。Kiramuneメンバーが集まって次々とパフォーマンスを繰り広げる、夢のステージ。今年は、昨年加入が発表された新ユニット、「SparQlew」も初出演を果たし、ビッグファミリーとなり、さらなる未来を感じさせるものとなった。3月10日(土)・11日(日)に横浜アリーナで開催された、2日目の様子を徹底レポート!
それぞれの魅了溢れる
目まぐるしく展開するソロステージ
会場の隅々にまで広がるペンライトの海。その大海原に最初に飛び出したのは、海外留学を終え、2年ぶりのキラフェス出演となった入野自由。1曲目は幕開けにふさわしい『ENTER THE NEW WORLD!』。ハットを目深にかぶりながら、圧倒的なパフォーマンスを見せた。「おかえりー!」という声が上がるなか、「また戻ってこられて幸せです」と笑顔を見せる。留学中に感じた様々なことを歌詞に込めたという新曲『FREEDOM』も初披露!
続いてセンターステージに登場したのは、吉野裕行。白のロングコートが印象的な大人っぽい衣装に身を包み、ピンクに変わった客席を遠くまで眺めながら『innocence』を熱唱。会場との一体感をいきなり見せつけた。『空耳クリスタル』を歌いながら、「2018年も音楽を楽しみましょう!」と高揚感を高め、『ENCOUNTER』では「横浜! ついてこいよ!」と客席を煽り、バトンをつなげた。
そのバトンを3人組ユニット、「Trignal」が受け取り、元気に飛び出した。3台のトロッコに乗り、『原点回帰Ready Set Go!』を歌いながらカラフルな笑顔を隅々にまで広げていく。「キラフェス2018、盛り上がっていきましょう!」と江口拓也が先陣を切ると、「悔いのないよう盛り上がっていこうね~♪」 (代永翼)、「さあ横アリ、声を聞かせてくれ!」(木村良平)と観客から大きな歓声が上がった。トロッコでセンターステージに集結した3人は、『ローリンローリン』で息ぴったりのダンスで魅せた。
センターステージが緑色に光った。ファッショナブルなダンサーたちを従え、柿原徹也がEDMチューン『DIAMOND BEAT』をクールに歌った。「今年も会えたな!」という叫びには誰もが呼応。ダンサーたちとともに歌いながら花道を進み、『MOVING』を歌い上げると、会場のテンションもさらにヒートアップ!
間髪入れず畳み掛けるステージもキラフェスの特長。ガラッと変わる雰囲気に、次は誰なのかと胸をふくらませるのも楽しみのひとつだ。メインステージに現れた大きな箱。そこを新たなステージにしたのは神谷浩史だった。マイクスタンドを使い、セクシーなダンスと共に艶かしい表情で『イズムリズム』を歌う。一転、『神様コネクション』をパワフルに歌い、大人の底力を見せた。
真っ赤な衣装でセンターステージに飛び出した、浪川大輔。『TRISING!』でキレキレなダンスを見せ、会場を沸かせる。メインステージに炎が立ち上がるなか、マイクスタンドを振り回しながら『世々ノ道』を熱唱。熱気に負けないほどの熱いパフォーマンスを繰り広げた。
そして最後に登場したのは、オバケ!? おもちゃ箱のような音楽のイントロと共に「Let's Go!」とかぶっていたおばけの布を脱ぎ捨て、現れたのは岡本信彦! コミカルなダンスで会場を一気に岡本ワールドに染めていく。『踊れアラビアンナイト』が始まると、盛り上がりは頂点へ。曲の最後には、ステージ上にKiramuneメンバーたちが集結。全員で岡本と共にダンスをし、横浜アリーナが満面の笑みに包まれた。
これからのキラフェスに向けて
アーティストたちがぶつける想い
「9年目、9回目、9人のキラフェス。これはみなさんのおかげです、ありがとうございます!」とMCの先陣を切ったのは浪川。9人によるゆるいトークが繰り広げられた後、Kiramuneの新ユニット「SparQlew(スパークル)」の5人が紹介される。客席のペンライトがユニットカラーのミントグリーンに染まるなか、Webラジオ「Kiramune Present 僕らのMusic Park」のオープニングテーマ『ハジマリノソラ』を見事に歌い上げた。緊張の解けた保住は思わず涙。「昔の僕を見ているみたい」と、代永も共感を寄せた。
ここからはユニットやソロが入り乱れる後半戦に突入。揃いのスーツで登場したのは浪川と吉野のユニット「Uncle Bomb」。入野と神谷によるユニット「KAmiYU」は、新曲『マンジ・ガンザナイト』を初披露し客席を沸かせる。そして昨年、ジョイントライブ〝ノブグナル〟を見事成功させた、岡本信彦×Trignalのコラボ曲『光を』。ミュージカル調のこの曲は、イントロが始まった途端、一瞬にして荘厳な世界観を作り出した。
サブステージでしっとりと『ごめんね、ありがとう。』を歌ったのは柿原。自分を抱きしめるように歌う姿に胸が詰まる。スクリーンにおみくじを投影し、『大吉中吉小吉』を楽しく歌った神谷。人気曲『シリカゲル』で響く「Hey!」のコールで、会場はさらに高揚していく。そして今年のトリは浪川。「キラフェスで楽しかったことをみんなと話して共有してほしい。そうやって続いていくと思うから」という言葉の源には音楽への愛が詰まっていた。
アンコールでは毎年、今回限りのスペシャルコラボが見られるのもキラフェスの魅力でもある。Trignalの『ESCOLTA』では、女の子の格好をした浪川が登場。吉野の『Bye-Bye☆セレモニー』では、木村と江口が加わって一緒に踊ったり、岡本の『最最強』では入野と神谷がペンライトを両手に持ち、全身全霊の激しい〝オタ芸〟を見せたりと、夢のコラボレーションが続いていく。
最後の挨拶で、「本番が苦手な僕でも終わりが近づくと寂しくなるんです」と冗談を交えながら、祭の終わりが近づいていることを神谷が告げた。「残念ながら……まだ終わりません!」という入野の声に、会場は何度目かわからない興奮で大きく応える。そしてここからが本当のフィナーレ!メンバー全員がスタンド席後方まで行き、客席を練り歩きながら最後の3曲を全員で歌った。
Kiramune Music Festival 2018
●2018年3月10日(土)・11日(日)神奈川・横浜アリーナ
CAST
入野自由、神谷浩史、浪川大輔、柿原徹也、岡本信彦、Trignal(江口拓也・木村良平・代永翼)、吉野裕行、SparQlew(上村祐翔、千葉翔也、保住有哉、堀江瞬、吉永拓斗)
SET LIST
M1 ENTER THE NEW WORLD!(入野自由)
M2 HIGH FIVE(入野自由)
M3 FREEDOM(入野自由)
M4 innocene(吉野裕行)
M5 空耳クリスタル(吉野裕行)
M6 ENCOUNTER(吉野裕行)
M7 原点回帰Ready Set Go!(Trignal)
M8 ローリンローリン(Trignal)
M9 DIAMOND BEAT(柿原徹也)
M10 MOVING(柿原徹也)
M11 イズムリズム(神谷浩史)
M12 神様コネクション(神谷浩史)
M13 TRISING!(浪川大輔)
M14 世々ノ道(浪川大輔)
M15 Melty Halloween(岡本信彦)
M16 きっときっと(岡本信彦)
M17 踊れアラビアンナイト(岡本信彦)
M18 ハジマリノソラ(SparQlew)
M19 ノーウェイバット(Uncle Bomb)
M20 哭くな吠えるな彷徨うな(Uncle Bomb)
M21 TouriStar(KAmiYU)
M22 マンジ・ガンザナイト(KAmiYU)
M23 光を(岡本信彦+Trignal)
M24 Supermova(柿原徹也)
M25 トコナツウェーブ(柿原徹也)
M26 さよなら(吉野裕行)
M27 ねじれた夜(吉野裕行)
M28 MISSION(Trignal)
M29 天使と悪魔(Trignal)
M30 Love holic(Trignal)
M31 涙の水面(入野自由)
M32 Frame と Edge と、その向こう側(入野自由)
M33 Knight’s Courage(岡本信彦)
M34 Love Labyrinth(岡本信彦)
M35 ごめんね、ありがとう。(柿原徹也)
M36 君はどう思ってるの(柿原徹也)
M37 大吉中吉小吉(神谷浩史)
M38 シリカゲル(神谷浩史)
M39 当たり前なんかない(神谷浩史)
M40 リアルタイム(浪川大輔)
M41 空色追想歌(浪川大輔)
M42 暁(浪川大輔)
EN1 Tic Tac Anniversary(岡本信彦×Trignal)
EN2 ESCOLTA(Trignal)
EN3 咲いちゃいな(柿原徹也)
EN4 Love Express(SparQlew)
EN5 Bye-Bye☆セレモニー(吉野裕行)
EN6 Versus(浪川大輔+柿原徹也+吉野裕行)
EN7 Crazy Love(入野自由)
EN8 最最強(岡本信彦)
EN9 ファンキー☆ジャングル(浪川大輔)
EN10 HA-RE? GO!(神谷浩史)
EN11 EVER DREAM(re Kiramune☆All Stars)
EN12 Get Together! (re Kiramune☆All Stars)
EN13 僕らの描く未来(re Kiramune☆All Stars)
© Kiramune Project
文●大曲智子
目まぐるしく展開するソロステージ
会場の隅々にまで広がるペンライトの海。その大海原に最初に飛び出したのは、海外留学を終え、2年ぶりのキラフェス出演となった入野自由。1曲目は幕開けにふさわしい『ENTER THE NEW WORLD!』。ハットを目深にかぶりながら、圧倒的なパフォーマンスを見せた。「おかえりー!」という声が上がるなか、「また戻ってこられて幸せです」と笑顔を見せる。留学中に感じた様々なことを歌詞に込めたという新曲『FREEDOM』も初披露!
続いてセンターステージに登場したのは、吉野裕行。白のロングコートが印象的な大人っぽい衣装に身を包み、ピンクに変わった客席を遠くまで眺めながら『innocence』を熱唱。会場との一体感をいきなり見せつけた。『空耳クリスタル』を歌いながら、「2018年も音楽を楽しみましょう!」と高揚感を高め、『ENCOUNTER』では「横浜! ついてこいよ!」と客席を煽り、バトンをつなげた。
そのバトンを3人組ユニット、「Trignal」が受け取り、元気に飛び出した。3台のトロッコに乗り、『原点回帰Ready Set Go!』を歌いながらカラフルな笑顔を隅々にまで広げていく。「キラフェス2018、盛り上がっていきましょう!」と江口拓也が先陣を切ると、「悔いのないよう盛り上がっていこうね~♪」 (代永翼)、「さあ横アリ、声を聞かせてくれ!」(木村良平)と観客から大きな歓声が上がった。トロッコでセンターステージに集結した3人は、『ローリンローリン』で息ぴったりのダンスで魅せた。
センターステージが緑色に光った。ファッショナブルなダンサーたちを従え、柿原徹也がEDMチューン『DIAMOND BEAT』をクールに歌った。「今年も会えたな!」という叫びには誰もが呼応。ダンサーたちとともに歌いながら花道を進み、『MOVING』を歌い上げると、会場のテンションもさらにヒートアップ!
間髪入れず畳み掛けるステージもキラフェスの特長。ガラッと変わる雰囲気に、次は誰なのかと胸をふくらませるのも楽しみのひとつだ。メインステージに現れた大きな箱。そこを新たなステージにしたのは神谷浩史だった。マイクスタンドを使い、セクシーなダンスと共に艶かしい表情で『イズムリズム』を歌う。一転、『神様コネクション』をパワフルに歌い、大人の底力を見せた。
真っ赤な衣装でセンターステージに飛び出した、浪川大輔。『TRISING!』でキレキレなダンスを見せ、会場を沸かせる。メインステージに炎が立ち上がるなか、マイクスタンドを振り回しながら『世々ノ道』を熱唱。熱気に負けないほどの熱いパフォーマンスを繰り広げた。
そして最後に登場したのは、オバケ!? おもちゃ箱のような音楽のイントロと共に「Let's Go!」とかぶっていたおばけの布を脱ぎ捨て、現れたのは岡本信彦! コミカルなダンスで会場を一気に岡本ワールドに染めていく。『踊れアラビアンナイト』が始まると、盛り上がりは頂点へ。曲の最後には、ステージ上にKiramuneメンバーたちが集結。全員で岡本と共にダンスをし、横浜アリーナが満面の笑みに包まれた。
アーティストたちがぶつける想い
「9年目、9回目、9人のキラフェス。これはみなさんのおかげです、ありがとうございます!」とMCの先陣を切ったのは浪川。9人によるゆるいトークが繰り広げられた後、Kiramuneの新ユニット「SparQlew(スパークル)」の5人が紹介される。客席のペンライトがユニットカラーのミントグリーンに染まるなか、Webラジオ「Kiramune Present 僕らのMusic Park」のオープニングテーマ『ハジマリノソラ』を見事に歌い上げた。緊張の解けた保住は思わず涙。「昔の僕を見ているみたい」と、代永も共感を寄せた。
ここからはユニットやソロが入り乱れる後半戦に突入。揃いのスーツで登場したのは浪川と吉野のユニット「Uncle Bomb」。入野と神谷によるユニット「KAmiYU」は、新曲『マンジ・ガンザナイト』を初披露し客席を沸かせる。そして昨年、ジョイントライブ〝ノブグナル〟を見事成功させた、岡本信彦×Trignalのコラボ曲『光を』。ミュージカル調のこの曲は、イントロが始まった途端、一瞬にして荘厳な世界観を作り出した。
サブステージでしっとりと『ごめんね、ありがとう。』を歌ったのは柿原。自分を抱きしめるように歌う姿に胸が詰まる。スクリーンにおみくじを投影し、『大吉中吉小吉』を楽しく歌った神谷。人気曲『シリカゲル』で響く「Hey!」のコールで、会場はさらに高揚していく。そして今年のトリは浪川。「キラフェスで楽しかったことをみんなと話して共有してほしい。そうやって続いていくと思うから」という言葉の源には音楽への愛が詰まっていた。
アンコールでは毎年、今回限りのスペシャルコラボが見られるのもキラフェスの魅力でもある。Trignalの『ESCOLTA』では、女の子の格好をした浪川が登場。吉野の『Bye-Bye☆セレモニー』では、木村と江口が加わって一緒に踊ったり、岡本の『最最強』では入野と神谷がペンライトを両手に持ち、全身全霊の激しい〝オタ芸〟を見せたりと、夢のコラボレーションが続いていく。
最後の挨拶で、「本番が苦手な僕でも終わりが近づくと寂しくなるんです」と冗談を交えながら、祭の終わりが近づいていることを神谷が告げた。「残念ながら……まだ終わりません!」という入野の声に、会場は何度目かわからない興奮で大きく応える。そしてここからが本当のフィナーレ!メンバー全員がスタンド席後方まで行き、客席を練り歩きながら最後の3曲を全員で歌った。
Kiramune Music Festival 2018
●2018年3月10日(土)・11日(日)神奈川・横浜アリーナ
CAST
入野自由、神谷浩史、浪川大輔、柿原徹也、岡本信彦、Trignal(江口拓也・木村良平・代永翼)、吉野裕行、SparQlew(上村祐翔、千葉翔也、保住有哉、堀江瞬、吉永拓斗)
SET LIST
M1 ENTER THE NEW WORLD!(入野自由)
M2 HIGH FIVE(入野自由)
M3 FREEDOM(入野自由)
M4 innocene(吉野裕行)
M5 空耳クリスタル(吉野裕行)
M6 ENCOUNTER(吉野裕行)
M7 原点回帰Ready Set Go!(Trignal)
M8 ローリンローリン(Trignal)
M9 DIAMOND BEAT(柿原徹也)
M10 MOVING(柿原徹也)
M11 イズムリズム(神谷浩史)
M12 神様コネクション(神谷浩史)
M13 TRISING!(浪川大輔)
M14 世々ノ道(浪川大輔)
M15 Melty Halloween(岡本信彦)
M16 きっときっと(岡本信彦)
M17 踊れアラビアンナイト(岡本信彦)
M18 ハジマリノソラ(SparQlew)
M19 ノーウェイバット(Uncle Bomb)
M20 哭くな吠えるな彷徨うな(Uncle Bomb)
M21 TouriStar(KAmiYU)
M22 マンジ・ガンザナイト(KAmiYU)
M23 光を(岡本信彦+Trignal)
M24 Supermova(柿原徹也)
M25 トコナツウェーブ(柿原徹也)
M26 さよなら(吉野裕行)
M27 ねじれた夜(吉野裕行)
M28 MISSION(Trignal)
M29 天使と悪魔(Trignal)
M30 Love holic(Trignal)
M31 涙の水面(入野自由)
M32 Frame と Edge と、その向こう側(入野自由)
M33 Knight’s Courage(岡本信彦)
M34 Love Labyrinth(岡本信彦)
M35 ごめんね、ありがとう。(柿原徹也)
M36 君はどう思ってるの(柿原徹也)
M37 大吉中吉小吉(神谷浩史)
M38 シリカゲル(神谷浩史)
M39 当たり前なんかない(神谷浩史)
M40 リアルタイム(浪川大輔)
M41 空色追想歌(浪川大輔)
M42 暁(浪川大輔)
EN1 Tic Tac Anniversary(岡本信彦×Trignal)
EN2 ESCOLTA(Trignal)
EN3 咲いちゃいな(柿原徹也)
EN4 Love Express(SparQlew)
EN5 Bye-Bye☆セレモニー(吉野裕行)
EN6 Versus(浪川大輔+柿原徹也+吉野裕行)
EN7 Crazy Love(入野自由)
EN8 最最強(岡本信彦)
EN9 ファンキー☆ジャングル(浪川大輔)
EN10 HA-RE? GO!(神谷浩史)
EN11 EVER DREAM(re Kiramune☆All Stars)
EN12 Get Together! (re Kiramune☆All Stars)
EN13 僕らの描く未来(re Kiramune☆All Stars)
© Kiramune Project
文●大曲智子
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