| PICK UP | 2018.08.24

畠中祐、「未来のミライ展」レポート

現在、大ヒット上映中の細田守監督3年ぶりの最新作「未来のミライ」。両親の愛情を一身に浴びて育った4歳の男の子・くんちゃんに新しくできた妹。それまでくんちゃんに注がれていたおとうさんとおかあさんの愛は、新たに加わった妹・ミライちゃんへ注がれるように。環境の変化に戸惑っているある日、くんちゃんは未来からやってきた妹のミライちゃんと出会い、時空をこえた冒険へと旅立ちます――。
そんな本作で、男子高校生役を演じた畠中祐さん。かねてから細田監督作品のファンを公言する畠中さんに、東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリーアーモ)で9月17日(月)まで開催されている「未来のミライ展 ~時を越える細田守の世界」を回りながら、細田監督の世界を堪能していただきました。

細田ワールドにどっぷり浸かりたい


――「未来のミライ展」、いかがでしたか?

畠中 もう一回映画を見たくなっちゃいますね! 僕、完成した「未来のミライ」を先日見たばかりだったんです。その直後に今日の「未来のミライ展」に伺ったので、いろんな発見がありました。この記憶をもってまた映画を見ると全然違う感覚になるんだろうなと思ったし、細田監督の過去作品との繋がりも展示の中にはあって、細田ワールドにどっぷり浸かりたくなりますね。


――“黒い新幹線”前のスペースではたたずんだりしましたね(笑)。

畠中 “黒い新幹線”の中では実際にシートに座ってみたんですけど、ちょっと座り心地が悪かったような(笑)。その前のスペースは映画の後半にあるシーンで、日本語じゃないいろんな言語がワーッと表示されている電光掲示板が実際に再現されていて、そこにひとりでポツンとたたずむと不安になりますよね(笑)。赤いライトで照らされている分、さらにくんちゃんの気持ちに近づけて。まさに「未来のミライ」の世界に入れるような展示になっているのでおもしろかったです!

――細田監督の過去作品を振り返れるデジタル展示「細田作品インデックス」にも興味をもたれているようでした。

畠中 僕、映画のシーンでもくんちゃんとミライちゃんが木の中に飛び込んで過去を見ていくシーンがたまらなく好きなんです。そのシーンと同じような体験がこの展示でできるんですよね。しかも流れている音楽は映画と同じで、リーフ型のインデックスにタッチすると映画のシーンが再生されるんです。特に僕は「おおかみこどもの雨と雪」が好きなので、その映像が見られる部分をタップしまくっていました(笑)。細田監督の作品はずっと見てきたので、感慨深いコーナーでしたね。それぞれの作品が繋がって「未来のミライ」まできているんだなって実感したし、その「未来のミライ」には自分も出させてもらっているというのがまたちょっと不思議だなと感じました。

▲エントランスからすぐのエリアは「不思議な庭」。プロジェクションマッピングで映画と同じシーンに変化する庭。地面にあらわれる影にもある仕掛けがあり、畠中さんもトライしました


▲くんちゃんが住む家のキッチンが再現されるエリア。畠中さんは劇中のおとうさんとおかあさんの動きを思い出しつつ、まじまじと細部まで眺めます


▲畠中さん演じる男子高校生の登場する絵コンテと原画も展示されています


▲男子高校生の紹介パネルに畠中さんがサインを残しました


▲未来の東京駅の遺失物係さんと小さな駅長さん。まるで畠中さんの手に乗っているように見える駅長さんは、3Dホログラムで再現されています


▲夢中になって壁面をタップする畠中さん。“細田作品インデックス”ではこれまでの細田監督作品の名シーンが見られます


10年後に見たら、
また違うんだろうなという感覚


――映画本編は最近ご覧になったということで、改めて映画の感想も教えてください。

畠中 あらためてすごく優しい作品だなと思いました。くんちゃんが体験していくことって、“僕らが忘れそうになっているもの”でもあるという感覚があるんです。「この人の立場に立ったらこう思うよな」って子どもの頃はあんなに体感して学んで吸収していたのに、今だといろんなものに阻まれて、そういうことを考えられなくなっている瞬間がある。自分は大人に“なっちゃった”んだなあって。だから僕も「もう一回優しくなろう」と思えた作品でした。


――いろんな人にうかがってみると、それぞれこの作品に対する感動ポイントが違うんですよね。

畠中 そうなんですよ! 僕の友達は開始数分で泣いてしまったと言っていたし(笑)、見る世代や環境によっても全然違う感想が出ると思うんです。僕も10年後、自分が30代になった時に見たらまた違う感覚なんだろうなと思うんです。自分がもっともっと大人になった時にも見たい作品です。すごくうれしいことがあって、「甲鉄城のカバネリ」や「進撃の巨人」の荒木(哲郎)監督から「最高の映画を見た!」って連絡が来たんですよ! 荒木監督には奥さんもお子さんもいらっしゃって、その立場から感じることが多くて、めちゃめちゃよかったから今度「未来のミライ」について語り合いたい!って。きっと荒木監督と僕でもよかったところは違うんでしょうけど、こんなにいろんな視点から楽しめる作品というのも、また深くておもしろいなと思いました。


――わかります!

畠中 見たその一瞬の感情で語るには語りきれない映画だなって思っています。もう一回見たときの感想も違うだろうし、何度も見たくなるんですよね。僕にとってかけがえのない作品になりました。まずはもう一回見に行きます!


「未来のミライ展 ~時を越える細田守の世界『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』」
9月17(月)まで、東京ドームシティGallery AaMo (ギャラリー アーモ)にて開催中
企画チケット(数量限定)、通常チケットともに発売中
WEB https://mirai-ten.jp/

「未来のミライ」
全国劇場にて公開中
WEB http://mirai-no-mirai.jp/
©2006 TK/FP ©2009 SW F.P. ©2012 W.C.F.P ©2015 B.B.F.P ©2018 CHIZU

撮影田上富實子
ヘアメイク鶴田ゆか
細川洋平

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