| PICK UP | 2019.02.22

舞台『機動戦士ガンダム00 -破壊による再生-Re:Build』初日挨拶&ゲネプロレポート

2月15日(金)東京・日本青年館ホールにて、舞台『機動戦士ガンダム00 -破壊による再生-Re:Build』が初日を迎えた。本作は「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」の一環で、シリーズ初の舞台化となる。40周年のコンセプト“BEYOND”のもと、舞台演劇の新たな可能性を切り拓く!

ガンダムが舞台に“降臨”



本作は、TVシリーズの1stシーズンをもとに展開。刹那・F・セイエイら4名のガンダムマイスターが所属する私設武装組織・ソレスタルビーイングが、世界を敵に回しながらも、全戦争行為への武力介入を行う姿が描かれる。


注目のモビルスーツ戦闘は、キャストがコックピットをイメージしたライザー(台車)に乗りこみ、アンサンブルの手によってステージを駆け巡る形で表現。この演出により観客は、キャストがビームサーベルなどを手に戦う姿のみならず、コックピット内のドラマを目の当たりにすることに。そこへ映像と音による演出も加わり、迫力ある戦闘シーンが舞台上に生み出された。


後半では、ソレスタルビーイングと地球連合軍に加え、トリニティと名乗る新たなガンダムマイスターたちが出現。さらにリボンズ・アルマークの暗躍、刹那とロックオン・ストラトスの過去、アリー・アル・サーシェスとの決戦など、息をもつかせぬ展開が続く。



戦闘シーンのみならず、マイスターたちが時に悩み、衝突しあう様も鮮明に描かれている。とくにティエリア・アーデは、刹那たちが本当にマイスターにふさわしいのかと度々問いかけ、コックピット内外に緊迫した空気を生み出す……。


セルゲイ・スミルノフ率いる人類革新連盟陣営の見どころのひとつは、ソーマ・ピーリスの成長。また彼女との戦いを通じ、アレルヤ・ハプティズムが自身のもうひとつの人格・ハレルヤと“共闘”するシーンも、演出相まって必見のシーンとなっている。


フラッグに搭乗するグラハム・エーカーと、技術顧問のビリー・カタギリのコンビも登場。センチメンタリズムな運命を感じずにはいられない、乙女座のグラハムによる印象的なセリフも様々な場面で聞くことができる。


今舞台のコミカル担当(?)は、原作同様、あるいはそれ以上に明るく弾けたパトリック・コーラサワーだろう。上官であるカティ・マネキンへのポジティブすぎる熱烈なアプローチに、客席から笑いが溢れていた。


2月24日(日)の大千秋楽公演は、全国の映画館にてライブビューイングの開催が決定している。ぜひスクリーンでも、刹那たちの戦いを見届けてもらいたい。


ガンダムに演劇の力で武力介入


ゲネプロの前には、刹那・F・セイエイ役の橋本祥平、ロックオン・ストラトス役の伊万里有、アレルヤ・ハプティズム役の鮎川太陽、ティエリア・アーデ役の永田聖一朗、グラハム・エーカー役の前山剛久、リボンズ・アルマーク役の赤澤燈、アリー・アル・サーシェス役の窪寺昭の7名が会見に登壇した。

――舞台にかける思い、意気込みを聞かせてください。


橋本:「舞台でガンダムも動かせるんだ!」という驚きとともに、今作を通じて表現の幅が広がったことがうれしくもあり、演劇がもつ無限の可能性をさらに強く感じました。稽古期間1ヶ月半は、間違いなく僕らが「00」について一番考え、熱く語り、立ち向かい続けていたと思います。その努力の結晶を、皆さんにお届けしていきます。同時に、この舞台で僕らは、プレッシャーを与え続けます。皆さん、覚悟して観ていただけたらと思います。


伊万里:ロックオンを演じるにあたって、稽古場では明るくしていたんですけど、家に帰るとめちゃくちゃ悩むというか……。役を掘り下げる過程でさまざまなことを考えさせられたし、自分自身も成長できた役どころになったと思います。見どころとしては、アンサンブルの子たちが本当に、ものすごく、頑張ってくれているので! みんながいなかったら成り立っていない舞台なので、彼らのこともしっかり観ていただけたらうれしく思います。


鮎川:僕の役どころは、アレルヤ、ハレルヤという二面性をもった人物で。キャラクターのいいところを演出で前面に押し出してくださったので、とてもおもしろくなっているんじゃないかと思っています。また今回「00」が舞台になるということで、お客さんはワクワク、ドキドキしながら、劇場にいらっしゃるんじゃないでしょうか。新しいものにチャレンジする、0を1にするというのは大変難しいと思うんです。だからこそ、皆さんも期待されていると思いますし、僕たちも全力で応えられるように稽古してきたつもりです。舞台では落ち着いて、自分たちのしてきたことをしっかりと、皆さまに届けられたらと思っています。


永田:ティエリアはクールでプライドが高くて、自分とは結構かけ離れている役なんですが、そんな彼にも実は子どもだなと思う部分があって。何かに依存していないと怖いと思う気持ちだったり、精神的に未熟な部分であったり、そういったところは自分にも共通して言えることがあるなあと感じています。舞台上で、ティエリアの成長を等身大で演じられるよう努めてまいりますので、ぜひ注目していただけたらうれしいです。


赤澤:昨日の夜、座長の祥平が、グループLINEですごくいいことを言っていたんです。「ガンダムという作品に演劇の力で武力介入しましょう」と。LINE上では滑っていたんですけど(笑)、本当にその通りだなと僕も思っています。その思いをもって稽古場に入っていたし、やっぱり「ガンダム」という強い4文字に立ち向かうには、「えんげき」という4文字しかないなと(笑)。リボンズ・アルマークとしては、原作と今回の舞台とではちょっと違うような気がしていて。もともとの行動理念や信念は一緒だと思うんですけど、演劇で、この舞台上でガンダムという作品を表現することによって、また新しいリボンズをお見せできるんじゃないかと思います。楽しみにしていてください。


前山:グラハムはしゃべるたびに名言が生まれるので、すごく楽しく演じさせてもらっています。とくに「この気持ち、まさしく愛だ」というセリフもそうですが、ガンダムへの愛を語るんですよね。僕自身も愛がモットーなので、シンパシーを感じています。この作品が舞台化していること自体も、「00」がめちゃくちゃ愛されているからこそですし、その愛に感謝して臨みたいなと思っています。そして原作で描かれている“相互理解”を通じたドラマ、人間の関係性というものを大事に、愛を掲げて頑張ります。


窪寺:アリー・アル・サーシェスは、ある種、まっすぐに生きている男です。彼ほど残忍な男を演じることはあまりない経験ですし、自分にない部分をもった人物でもあるので、芝居の上で非常に楽しみです。また今回ガンダムを舞台化するにあたって、モビルスーツは登場せず、人間ドラマで勝負できることをありがたく思っております。私は小学生の頃からガンダムが大好きでプラモデルを作って育ちましたし、まさに夢のような舞台です。そして文字通り、舞台を支えてくれるアンサンブルの子たちが、重大な役割を担っております。そういった意味でも、カンパニーが一丸となっているこの舞台を、ぜひ見届けていただけたらと思います。


舞台『機動戦士ガンダム00 -破壊による再生-Re:Build』
2019年2月15日(金)~18日(月)東京・日本青年館ホール
2019年2月23日(土)・24日(日)大阪・森ノ宮ピロティホール
WEB http://www.gundam00.net/stage/
Twitter @stage_g00

大阪千秋楽ライブビューイング開催
2019年2月24日(日)大阪・森ノ宮ピロティホール 開演16:30~
チケット料金 全席指定3600円(税込)
※各劇場、規定枚数に達し次第終了となります。

STAFF
原作:「機動戦士ガンダム00」(「機動戦士ガンダム」シリーズより)
脚本・演出:松崎史也
監修:水島精二
CAST
刹那・F・セイエイ:橋本祥平
ロックオン・ストラトス:伊万里有
アレルヤ・ハプティズム:鮎川太陽
ティエリア・アーデ:永田聖一朗
グラハム・エーカー:前山剛久
ビリー・カタギリ:一内侑
スメラギ・李・ノリエガ:立道梨緒奈
フェルト・グレイス:松村芽久未
ラッセ・アイオン:澤田拓郎
リヒテンダール・ツエーリ:阿瀬川健太
クリスティナ・シエラ:小林未往
セルゲイ・スミルノフ:加藤靖久
ソーマ・ピーリス:希代彩
カティ・マネキン:平湯樹里
パトリック・コーラサワー:瀬戸祐介
リボンズ・アルマーク:赤澤燈
アリー・アル・サーシェス:窪寺昭
ヨハン・トリニティ:坂垣怜次
ミハエル・トリニティ:船木政秀
ネーナ・トリニティ:伊藤優衣

Blu-ray&DVD発売決定
2019年7月26日(金)発売
Blu-ray 8800円+税
DVD 7800円+税
販売・発売元:バンダイナムコアーツ

©創通・サンライズ

藤谷燈子

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