| PUSH | 2022.11.02

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PUSH05:山下誠一郎 後編「全然まだまだだけど、たくましくやってこられた」

「KIKI」が注目する声優の今を、全2回にわたってお届けする「PUSH」。今回ご登場いただいたのは、今年30歳を迎えられた山下誠一郎さん。後編では、デビュー後からのさまざまな変化や、これから挑戦していきたいお仕事、さらにグッズを買うほど〝PUSH〟している趣味について語っていただきました。

やました・せいいちろう5月21日生まれ/広島県出身/大沢事務所所属/主な出演作品は「陰の実力者になりたくて!」(シド・カゲノー/シャドウ)、「夫婦以上、恋人未満。」(薬院次郎)、「86-エイティシックス-」(ライデン・シュガ)ほか。

撮影武田真和
スタイリング本田雄己
ヘアメイク小川万理子
藤谷燈子


人として役者として、年齢を受け入れて進みたい


「今年30歳になったんですが、先輩方からうかがっていたとおり、あまり何も変わらないなあと(笑)。もちろん体、それこそ声の変化はあると思います。『刀剣乱舞』をはじめ、長く演じさせていただいている役であったり、最近では『orange』のように時を経てふたたび同じ役を演じる機会に恵まれるなかで(※今年7月にボイスコミックが配信され、約5年ぶりに成瀬翔役を演じた)、自分の声や考え方が変わってきているなと感じる場面がありました。以前より声優としてできることが増えた分、キャラクターとズレてしまったりとか、今はそういう難しさを知るタイミングでもあるのかなと思っています。そこに至るまで続けられてよかったなと思いますし、年齢によるさまざまな変化を感じながら、今の自分にできる最大値はなんだろうと考えるのも楽しいんですよね。人間としても役者としても、老いにあらがいたくないなと思っていて。今以上に幅広い役柄を突き詰めていきたいですし、渋みや深みを持った役、芝居を学んでいきたいです。そのためにも、最近改めて筋トレをしたり食生活を意識するようになりました」



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