PUSH 17：野上翔後編「馴染んだ役だからこそ甘えてはいけない」

KIKI by VOICE Newtype HOME
PUSH イチオシ
PUSH 17：野上翔後編「馴染んだ役だからこそ甘えてはいけない」

| PUSH | 2023.08.02

有料会員限定情報

「KIKI」が注目する声優の今を、全２回に渡ってお届けする「PUSH」。「自分に甘かったときは、いいほうへ転がらなかったから」と、自分自身に厳しい野上さん。後編では、真摯に向き合っているお仕事への思いや、プライベートについて伺いました。

のがみ・しょう●９月４日生まれ／大分県出身／ヴィムス所属／主な出演作は、「ゾイドワイルド ZERO」（レオ・コンラッド）、「アイドルマスター SideM」（伊瀬谷四季）、「夢職人と忘れじの黒い妖精」（キニス）ほか。

撮影●福岡諒祠
ヘアメイク●坂本沙織（アートメイク・トキ）
文●垳田はるよ

■一番難しく時間がかかる役

「『アイドルマスター SideM』の伊瀬谷四季役に決まってからも随分長い時間が経ちましたが、心身ともに紆余曲折ありましたね（笑）。始まった当初は、取材や生放送、歌やセリフの収録にダンスレッスンなど、これまで真っ白だったスケジュールが『アイドルマスター SideM』関連で埋まってしまうほどでした。当時はアルバイトと並行だったので、明日はあれ、明後日はこれ、その次は取材があるから衣装は自前で……と、とにかくいっぱいいっぱいで、特に１stライブくらいまでは気がついたら１年が過ぎていたという感じでした」