PUSH 18：伊瀬結陸後編「芝居に対して自分ができることは何か」

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PUSH 18：伊瀬結陸後編「芝居に対して自分ができることは何か」

| PUSH | 2023.08.09

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「KIKI」が注目する声優の今を、全２回に渡ってお届けする「PUSH」。後編では、出演作品やお芝居について、意外な推しなど、最新の伊瀬さんを語っていただきました。いろいろな経験を重ねながらも、変わらないフレッシュで誠実な言葉から伊瀬さんの思いを感じてください。

いせ・ゆうり●11月２日生まれ／千葉県出身／ヴィムス所属／主な出演作は、「アイドルマスター SideM」（天峰秀）、「ハイドライバーズ」(神代暁)、「川越ボーイズ・シング」（日向進）ほか。

撮影●武田真和
ヘアメイク●齊藤沙織
文●垳田はるよ

■先輩方とのお芝居で新たな境地へ

「最近の出演作品のなかで特に印象に残っているのは、『川越ボーイズ・シング』です。僕が演じている日向進は双子の弟で、アフレコの本番が始まる前に、お兄ちゃんを演じている生田（鷹司）さんと、演じるときの音の波やセリフのどこを立てるのかなど、２人で相談できる機会を制作さんがつくってくださったんです。本番前から濃い時間を過ごさせてもらいました。練習時間をいただいていても、本番を迎えると緊張してしまうんですけど、生田さんは最初から肩の力が抜けてリラックスされていて、さすがお兄ちゃんだな、という感じで（笑）。生田さんからいい影響を受け、いい雰囲気のなかでアフレコできました。これまでのアニメの収録では、緊張感をもったまま演じることが多かったので、肩の力を抜いて演じるという新しい経験ができました」